2011-01-01から1年間の記事一覧

ビッグフィッシュ

観ました。 初ティムバートンでした。 ネットでよく広告を見かけるので気になっていた。1)全体の感想;狙いが見えすぎててどうにも好みじゃない 個人的には主人公が主人公すぎてご都合主義というか、話が完全にオチの為に作られている感じだとか、イイ話と…

副詞のバラードⅠ (そういえば)

そういえば、と言うには遅すぎた 光化学スモッグについて話している時間を今すぐ消せればそういえばに間に合うかもしれないがあなたは百メートル先の霞むテールランプに夢中 やり直せないのは人間関係ばかりではない疑似餌に釣られた魚はエビに釣られた魚よ…

そしていつも通りの非日常がやってきます

うまくやるってことに対する憤りってなんだろとか思ってたけどつまりはナリタイ自分とのズレってことか 特に諦めるってことに対してどうにも擦り合わせが悪過ぎると思う失恋の未練とかもそんな感じかだいたい諦めるぞって決めたことの方がズルズルしちゃって…

爆破後の現実

なんだろう、結構不調なことは多いはずなんだ。 病院行くほどでもない体調の壊し方(原因がはっきりしています)というか、マシンを無理に動かしてぎゅるぎゅるさせてる感じなのか健康って言われると納得いかない感じもあるけど、耐久性が異常に良いんだろう…

Fulfillment& Fool filament

日々を充実させてみたくて予定をみちみち入れてみたけど、結果的には虚脱感だけが残った。 思いの外、毎日を明日のために生きるってのは向いてないみたい。 とはいえ、何も予定がなければ無為に時間ばかりすぎていく。こういう圧迫感はだいたい後から「やっ…

ライトノベルはどこまで飛べるか

22歳。 そろそろライトノベルを本気で楽しんで読めなくなってきたな、と感じる。中高生の頃は、電撃文庫からスニーカー文庫、コバルト文庫まで、授業中ですら読むほどにライトノベル漬けの日々だった。 あの頃はそこに書かれている非現実的な日常生活にわく…

ゴリ押しをゴリ押しで1時間15分やり遂げる映画

密林ガール2 [DVD]出版社/メーカー: アルバトロス発売日: 2010/02/10メディア: DVD クリック: 12回この商品を含むブログ (3件) を見る『密林ガール2』という映画を観ました。まぁ1は観てないんですけどね。 久々に地雷映画、来たで!!! 自分のこの無駄な…

銀行員にはなりたくない(詩)

銀行員にはなりたくない毎日金を数えて金を貰える生活だなんて銀行員にはなりたくないだってその金は俺の金じゃない銀行員にはなりたくない為替と株の値動き以上に移ろいでいく彼女の心 ああ俺は金を数える! (時には俊敏さを持って)ああ俺は金を見つめる…

降下中のエレベーターには酸素がない

レスポンスやリアクションにも、ある程度模範解答というものが用意されていて(つまり空気を読むってやつだ)、多くの人がそれを経験と実感で得ていく。慣れてくると感情よりも先に模範解答がでてくるようになって、そうすると思ってもみないようなことをニ…

攻殻機動隊SAC S.S.S

観て来ました。初3D映画ですよ。 映画自体はおそらくテレビアニメを全話見た人を対象としているんだなという作り。勿論一言で言えば面白かったです。ただ、唐突に物語が始まっていくつもの線が絡み合うので、理解が追いつき難く、これはDVDなんかで何度も…

『ウサギの失速』

『ウサギの失速』というグロテスクな映画をみる夢を観た。調査隊が、アマゾンの奥地で巨大なウサギの惨殺死体が何本もの紐で立方体の中に吊るされているのを発見。(人の5倍くらいある。)続いて巨大な犬や蛇も発見されて、古代の儀式かと思われるんだけど…

赤色矮星

赤色矮星の中心部は他の主系列星と比べて低温で、核融合反応は穏やかに進む。赤色矮星は質量が小さいので核融合の燃料となる水素が少ないが、それ以上に水素の消費が穏やかなため、結局のところ寿命は長くなる。具体的な数値は赤色矮星の質量に左右されるが…

10代で読んでおきたい本

――というと、大体は小難しい”教養書”ばかりがあげられる。勿論こういった本を若いうちに読むことは素晴らしいと思う。だが、10代それでいいのか?私は、本を読むにも「旬」というのはあると思う。春に読むと良いもの、夜明けに読み終わると良いもの、その時…

戦場のピアニスト

戦場のピアニスト - Wikipedia 映画は基本的に、一般的な評判を気にせず自分が観たいと思ったものを観る(友人から薦められて観ることが多い)。しかし珍しく、所謂「大作」と呼ばれているであろう映画を(要はミーハーで)観てみた。観終わった後の第一声は…

切り取りテリトリー

もう春じゃん。と窓を開けて、風の匂いを嗅いで思った。今日は長袖に一枚カーディガン羽織るくらいで丁度良い。こんな日は、川沿いをふらふら歩きながら、他愛もない話をして、子供でも見ながら…と思いつつ、やる事がたまっているので残念ながら予定として空…

今耐えれば何とかなると思い続けていてただひたすらに神様のようなものを信じることで報われる日を願っていてそれでも結局、今は耐えるしかないね、の連続で今を、今を、上手くやればいい、仕方ない、とずっと続けてずっと続けて、 疲れたら、休もう。 温か…

遥かなる春が鳴る

薄い青空が果てし無く続き、さよならの匂いがした。春目前、雪が積もるこの土地では未だ冬の名残を含む冷たい風が流れ、咲き始めたばかりの梅を揺らす。カーディガン一枚羽織るだけでは少し寒い。廊下では帰り支度を始めたり、これから卒業生を見送るのだと…

致命的宿命

なんとなく不幸の数だけ幸せになれるような気がしていた。嘘だ。多分、そう思わなくてはやっていけなかったのかもしれない。「不幸だ」と思ったときの予防線のような。幸せで満ち足りた日々が続くと、やがて来る不幸が怖かった。 きっと対価なしで得られるも…

ゆらめく意図

右上のおやしらず君とサヨナラしてきた。虫歯が出来ていて、治療の場合は神経まで抜かないといけないし、そもそも役にも立っていないので抜いてしまおうとのこと。麻酔をかけて、奥の方をグリグリグリグリ(あぁっあぁっ)それから拷問でよく見るペンチ的な…

空中リプライ

僕も好きですってあなたそれ誰にむけてるの虚空に舞い上がる愛の告白の返事誰にむけてなの、誰から好きですって言われたの虚空で手元を離れた気持ち悪い風船みたいにふわふわ、或いは安っぽい薬局のチラシで作った紙吹雪みたいにあなたのリプライ空中で浮か…

ソーシャルネットワーク

見てきました。見所は3つ1)音楽が非常に良い 主人公(マーク)が典型的ギーク。というか、若干自閉症に近いような性格として描かれている。天才にありがちな設定だが、自分の研究開発以外にまったく興味がなく、周囲への気配り・空気を読む、人の心を察す…

フリーター家を買う

有川浩のノン恋愛作品。多少ご都合主義はあるけれど、しかしてこの作品が書きたかったのは現実の不甲斐なさだとか不条理さだとは思わないのでソコには目を瞑る。むしろ、ご都合主義の甘ったるさこそ有川浩の良さだと思うのだ。話の構成、波の作り方は流石、…

いちめんのしろ

大学で雪合戦をしてきた。始まりは「こんなに雪が降ってるんだから大学で雪合戦したいよね」という友人との何気ない一言。「じゃあみんなでやろうよ!」と、知ってる限りの人にメールを送り、Twitterでも募集をかけて、当日は集まってくれたのは20人強。初め…

行詰り、雪積り。

一日中部屋に篭っているとやはり精神衛生上良くない。絵を描いたり本を読んだりネットを眺めたりするも、段々苛々してきて思わず手元の物を壊したくなってくる。描きあがった絵や書き込まれたノートを見て、突然全部破りたくなる。携帯電話やノートパソコン…

コールで繋ぐアンザイレン

深夜、どうにもならなくなってコンビニに行こうと思って外に出て歩き出した途端、外気の冷たさや夜の静けさ、耳に閉じ込めた音楽が一気に感情を刺激してきて気付けば涙で目の前が霞んでいた。歩けば歩くほど、誰もいない安心感と、時たま遠くの道路を走る車…

アイデンティティの限界

近頃SFを読んでいる。SFのメインテーマの一つは、おそらく「人間はどこまで人間でありえるか」だろう。多くのSFにおいて、人間の進化はアイデンティティの揺らぎとともにある。身体的に"動物"から離れることによって意識も"機械化"されていく不安や困惑が…

銀色思想汚染

窓の外には重たげな雪が降っているまた道路が白く染まっていく漠然とした不安を抱えている(誰が?)口に出してもどうしようもない寂しさを自転車に括りつけて「配達してください」ってサドルに書いておけば届くかしら(何処に?)夜明けの匂い日没の香り君…

んでもって、だからもっと

移行させてみた。 そのうち慣れるでしょ。モダンタイムズ(伊坂幸太郎)読了 シュガー&スパイス(野中柊)読了 氷菓(米澤穂信)読了この辺はそのうち感想書く。てかてかカテゴライズどーやんのよこれ。

今年が始まります

あけましておめでとうございますどうなるのでしょう今年は。兎に角、大事なものはぎゅっとして、新しいものを作ったりしていきたいですね。絵でもアニメでも人間関係でも。今年もよろしくお願いします。あなたにとって歓びある一年になりますよう平成23年.…