雑記

チームワークの甘い蜜を吸うために狼になる

なんかそんなに真剣-マジ-にならずに、チームワークの粋が味わえて勝利の達成感が得られるゲームで遊びたーい! と思うことが1年に7回くらいある。かつて味わったLOLの甘い蜜(辛酸も舐めまくったが)を忘れられないでいるのだ。 かつて生きるために巨マンモ…

まるでマングローブのようにはさすがに嘘、音に惹かれてズゴット

病院へ行く予定があったので火曜の午後を休みにした。 思ったより早く終わったので、国道沿いのチェーンのカフェに入る。遅めのランチだ。ガレットとコーヒーを頼み、新聞を読んで、駐車に難航しているデカくて白くて四角い車を眺めていた。料理が運ばれてく…

2023年に気付いたこと

ガンジーは言った。 明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学びなさい、と。 そのあとに俺は続けて言った。 そして共有できるものはブログに書くべきだ、と。 ウインナーは冷凍できる ふりかけディ ダンボールストッカーはあった方がいい ちょんち…

そーんなことはないデース!人生は何度でもやり直せるのでした(ズンチャッ♪ズンチャッ♪)

全然ブログを(月記録を)書いていないのは単純に生活の忙しなさに呑まれているだけだ。書こうと思った気持ちだけが残っており、下書きだけで十数件ある。アウトプットの習慣が抜け始めると、言葉の引き出しが錆びつき始めて、言語化はしんどくなる。リハビ…

パンに乗っ取られた抒情と手元にある5年目の傘、そして綺麗な部屋の綺麗なままの本たち

学生の頃よりもずっとずっと四季の移り変わりに鈍くなったなと思う。今はもう、私の四季は大福みたいなホイップあんぱんによって認識されている。 2008年にフジパンから発売された「大福みたいなホイップあんぱん」は白いふかふかのパンの中にホイップクリー…

くるりを聴く春と予定された喪失としての花束、思い出にならない口伝エレベータコマンド

「ばらの花」という歌をきいて、いい歌だなと思い、くるりのベストアルバムを借りて来た。私の春はそうして始まった。春にふさわしい音楽だと思う。運転するときに聞いている。車内の決して音質が良いとは言えないステレオから、街の音とエンジン音にかき消…

頑張るのは風と熱に任せておく

最近はお菓子を焼くのにはまっている。 山積みのカップケーキ ぜんぶ食べた 『眠れぬ夜はケーキを焼いて』というエッセイ漫画を読んだのだ。これはタイトルの通り、生活が少し不規則な作者が、真夜中に虚無が寄り添ってきてしまったときに、ぼんやりとお菓子…

カーステレオから流れる魔笛と死んだ恋

カーステレオから流れる魔笛の『復讐の炎は地獄のように我が心に燃え』を聞いて、ふと思い出す早春があった。 死んだ恋のことだ。 恋は失うでもなく破れるでもなく、死ぬことがある。 私の行っていた高校の特進クラスでは、一年と二年が三月に一泊二日の合同…

アンダー・ザ・死

久々に水族館に行った。 大きな水槽で悠々と泳ぐシャチ、ウミガメ、でかい魚などを見て、やはり海は怖いなと思った。もはやイルカとかも怖いなと思った。 海が苦手である。 得体のしれない闇が数千万メートルも下に広がっているという事実、そしてそこに生命…

綾波レイはポカポカするとか言わない

綾波レイが「心がポカポカする」と言った違和感について10年くらい*1考えてたんですけど、最近幼児を観察する機会があって、言葉にできない未知の感情を表象する時に擬音を使うのはむしろおかしいのではないかということに至りました。 説明します。 日常会…

vergangenheitsbewaltigung

小説を書きたい、と思っていた時期がある(今もかもしれない) ポエジーなフィクションを書くことそのものは好きで、景色や音楽に感化されて時々散文を書いたこともある。自分の目に映らない景色を文字で映し出して、そうして自分が好きな昔の自分の文章がい…

石橋も石橋で叩いて残った方の石橋を渡る

たたききゅうりを作るときにきゅうりできゅうりを叩けば、何がどうなっても求めていた結果になるのではないか。手元のきゅうりか俎上のきゅうり、どちらかは破壊されているだろうし、今ここにあるのは破壊されるべきものだけだ。どんな道筋を通ろうとも結末…

スリーフレーズ、フリーフレーム

今まで読んできた本の中でもずっと忘れられないフレーズというのが3つある。思考の空隙に泡のように浮き上がってきて、そしていつもその言葉の意味を考え続けてきた。 「混沌とした話をしているね。もっと抽象的に言いなさい」 「ようするに、つながっている…

ダメダメのちょむちょむになっていた

2021年の後半はフィジカルがダメダメになっており、殆ど何も出来なかった。殆どには日常生活も含まれていて、本を読んだりアニメを見たりはおろか、何なら食事もろくに出来ず仕事すら出来て無かった。元は完全にフィジカルだけのダメージだったのだが、疲労…

モリモリご飯新党と脳裏に焼き付かない焼きあごだし、そしてゼリーに求めるちょうどいい全て

炊飯器を買い替えたのでご飯をモリモリ食べている。 思えばここ10年くらい、取り敢えずみたいな経由で入手した思い入れゼロの炊飯器しか使っていなかった。やがて釜のコーティングは所々剥げ、おこげモードでもないのに炊きムラが出て、何か米が美味しくない…

効果的な降下中のエレベータ、現れない幽霊、そして盃に注がれた情報

降下中のエレベータの中でしか出来ないような話がある。 プロポーズは夜景の見える素敵なレストランで、という王道のイメージ。その話をするのに相応しい状況だとか空間ってものがあるような気がしている。 雰囲気に呑まれるというより、雰囲気に呑ませてい…

MBTIについての感想

16タイプの性格分類、というのをやった。 占いだとか性格診断は友達と盛り上がるための話題の一つでしかないと思っていたのだが、これは「もうちょっと正確に人間を分析カテゴライズしようとしたものらしい」と知った。 16タイプの性格分類まとめ Wiki* 自分…

かわいいがその体の肉と骨を越えて魂に辿り着く時、そこには加速がある

ディズニーのミュージカル映画『ディセンダント』が面白かった。 おとぎばなしの結末のその先、悪役(ヴィランズ)たちにも十代の子供がいたら...?という設定で展開していくストーリー。音楽もダンスも話も面白かった。映画の評価は終わり!詳しいあらすじ…

私たちはくらやみのなかで象を撫でているが象はそれを知らない

物語の本質の隣にある、最後まで対象を明確に限定する言葉が見当たらず答えが永遠に出ないマクガフィンが好きだ。 信頼できない語り手って(語りが)信頼出来ない語り手のことだったのか。ずっと(存在が)信頼出来ない語り手のことだと思ってた。人間なのか、妖…

概念消滅を目論むMicrosft IMEと最大カワイイの汎化

私のコンピュータが「きく」という動詞の存在をこの世から消滅させようとしてきている。ある日突然、PCの変換が「きく」という動詞だけ上手く変換することが出来なくなったのだ。以前は気にしたことは無かったので、出来ていた、と思う。「聞く」も駄目だし…

食パンに書かれた国語のテストと不撓のクーピー、利尻昆布に至らないLINEスタンプ

国語のテストを受ける夢を見た。 解答用紙は紙なのに、問題はしょくぱんに書かれていた。途中まで「○○××集に登場する短歌に出てくる楽器は」「喇叭」みたいな感じで、前日ギリギリまで勉強していた成果を順調に発揮できていたのに、お腹が空いてきたのでその…

映画を観るのが苦手だ

映画を観るのが苦手だ。 嫌いではないのだけれど、2時間、長ければ3時間マルッと時間が拘束されると思うとゲンナリしてしまう。たまに90分映画を見るけれども、いわゆる単館系の短い映画は「めちゃくちゃ面白いやつ」を探すのが難しくて結局殆ど見ない。面白…

イカ

イカがアレルギーなんだよね。 確か27歳?くらいの時に初めてお腹が痛くなって、それから何回か同様の痛みがあって、統計的にイカが原因であるという結論に達したのだ。イカ…生でも焼いてても駄目で、食べて2時間くらいすると過労とストレスの合体胃痛みたい…

今、大義の話はしていない

チョコパイを食べていると、銀色の袋の裏に「みなさんから寄せられたチョコパイほっこりエピソード」が載っていた。 “ 部活の時、毎週月曜日に先生が今週も頑張ろう!って言いながらみんなにチョコパイを配ってくれるのが嬉しかったです。” 私は思った。先生…

ゲームの面白いとか面白くないとか

ゲームとか漫画とか消費するタイプの娯楽と、絵を描いたりケーキを焼いたりする創作するタイプの娯楽だと、後者の方が圧倒的にコストパフォーマンスが良いと思う。この場合のコストとは時間で、パフォーマンスは達成感なんだけど。そしてコストパフォーマン…

やさしナリンと英語長文読解、深遠の如き愛の化身としてのねこちゃん

前回、『不確実性憐憫』というタイトルで書いた雑記だが、あれは舞城王太郎先生が言うところの「やさしナリン」であるとの自己解決に至った。やさしナリンが何なのかは各位短編集を読まれたし。 キミトピア 作者: 舞城王太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日…

不確実性憐憫と絶対魔獣戦線、「世界の揺らぎ」という名の投石

「高くて硬い壁と、壁にぶつかって割れてしまう卵があるときには、私は常に卵の側に立つ」*1と村上春樹は言った。 常に一番弱い人間の側に立って考える事は優しさでは無い、と思う。こう考えたのは氏のこの言葉に由来するわけでは無いが、数多の事情や環境が…

君を苦しめる架空の過去の鬱屈

ソラニンを聞いている。 youtu.be ソラニンを聞いていると懐かしい哀愁が押し寄せてくる。でも例えば緩い幸せがだらっと続いていて悪い芽が出てサヨナラ...なんて架空の未来がある分岐点は無かったし、ああの頃の僕らにはもう戻れない...なんて後悔できるほ…

祈りは可視光の光なりて

小さい頃、地球は丸くて人類はその地球に住んでいると初めて知った時、球体の内側に住んでいると思っていた。重力を知らないので、まさか平和のポスターの如く球体の側面に人が立てるわけがないと思っていた。ただ、そうすると世界(大陸と海)が丸いという…

パワーワードとしての芋煮会と夢の中の透明な泥、捨てられた現実味、お腹すきすきザウルス

寿司と芋煮会はパワーワードだ。 何でも寿司とつければ面白くなるし、芋煮会も同様に面白くなってしまう。メカニカル寿司屋、バーチャル芋煮会、過酸化寿司疏水、地下芋煮会....なんだって面白くなってしまう。その根底に「芋を煮るだけの会、フツーやるか?…