10代で読んでおきたい本

――というと、大体は小難しい”教養書”ばかりがあげられる。
勿論こういった本を若いうちに読むことは素晴らしいと思う。


だが、10代それでいいのか?

私は、本を読むにも「旬」というのはあると思う。春に読むと良いもの、夜明けに読み終わると良いもの、その時期だからこそ楽しみが倍増するものはある。
そして同様に、「10代だからこそ楽しさが倍増する」作品だってあると思う。いや、あるのだ。

以下、20冊ほど簡単に紹介してみた。これらは私が10代(中高生)の頃に読んで面白かったもの、大人になってから「もっと幼い頃に読みたかった」と思ったものである。どの世代が読んでも面白いような本(ハリーポッターなど)はあえて外してある。


中二病(?)を患っているからこそ面白い
十二国記シリーズ/小野不由美
戯言シリーズ西尾維新
キノの旅時雨沢恵一
リアル鬼ごっこ山田悠介
ZOO/乙一
面白さの世界が広がる 
パラサイト・イヴ瀬名秀明
チルドレン/伊阪幸太郎
数学ガール結城浩
エロ!「乳棒」でドキドキしちゃう若者はこれでも読んでろ!
潮騒三島由紀夫
シャトウルージュ渡辺淳一
娼年石田衣良
青さが光る。理不尽に埋もれ、未だ世界を知らないからこそ楽しめる
フライ・ダディ・フライ/金城一紀
ライ麦畑でつかまえて/J・D・サリンジャー
夜のピクニック恩田陸
宇宙のみなしご/森絵都
おいしいコーヒーの入れ方/村山由佳
出来るだけ早く読んでおいた方が充実するかも
海辺のカフカ村上春樹
すべてがFになる(S&Mシリーズ)/森博嗣
その他
好き好き大好き超愛してる舞城王太郎…大人になって生々しい恋愛をする頃にもう一度読み直して感覚の違いを楽しんでほしい
模倣犯宮部みゆき…一気読みは体力があるうちに!