日々を充実させてみたくて予定をみちみち入れてみたけど、結果的には虚脱感だけが残った。
思いの外、毎日を明日のために生きるってのは向いてないみたい。
とはいえ、何も予定がなければ無為に時間ばかりすぎていく。
こういう圧迫感はだいたい後から「やってよかった」と思えるものだけど、やってる最中は苦痛。受験勉強みたいなものか、なんだかアホらしいといえばアホらしい。
時間に追われるっていうよりは時間が迫ってくる感じに近い。追われてるよりも隙間がない(字面)
どうにも未だに自分の体とか心のアクセル・ブレーキが上手く使えていない感じがする。そしてこれからも上手くならない気がする。
リアル充実っていうけどむしろリアル以外を充実させる方が難しくなってきた。
現実なんてのは、「やろう」って思ってだいたいどっかに宣言したりクリックしたり(具体的にいえばアマゾンぽちったり、チケット買ってみたりだ)してしまえば無理やりにでも充実するのだ。(スケジュール帳をくまなく埋めるみたいな意味で)
だいたい幻想するリアル充実生活だとか青春だとかっていうのは、言ってみればサンタクロースみたいなもので、ないと困る幻想だけど実際はそれぞれ偽者のサンタクロースに会った過去があるし、なんだかんだソレで満足(するほかない)ものだったりするのだ。
そんな感じで未だみちみちと予定を詰めては「忙しい自分」の演出に満足するのである。抜け出せなくなるまでは。