2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

戦場のピアニスト

戦場のピアニスト - Wikipedia 映画は基本的に、一般的な評判を気にせず自分が観たいと思ったものを観る(友人から薦められて観ることが多い)。しかし珍しく、所謂「大作」と呼ばれているであろう映画を(要はミーハーで)観てみた。観終わった後の第一声は…

切り取りテリトリー

もう春じゃん。と窓を開けて、風の匂いを嗅いで思った。今日は長袖に一枚カーディガン羽織るくらいで丁度良い。こんな日は、川沿いをふらふら歩きながら、他愛もない話をして、子供でも見ながら…と思いつつ、やる事がたまっているので残念ながら予定として空…

今耐えれば何とかなると思い続けていてただひたすらに神様のようなものを信じることで報われる日を願っていてそれでも結局、今は耐えるしかないね、の連続で今を、今を、上手くやればいい、仕方ない、とずっと続けてずっと続けて、 疲れたら、休もう。 温か…

遥かなる春が鳴る

薄い青空が果てし無く続き、さよならの匂いがした。春目前、雪が積もるこの土地では未だ冬の名残を含む冷たい風が流れ、咲き始めたばかりの梅を揺らす。カーディガン一枚羽織るだけでは少し寒い。廊下では帰り支度を始めたり、これから卒業生を見送るのだと…

致命的宿命

なんとなく不幸の数だけ幸せになれるような気がしていた。嘘だ。多分、そう思わなくてはやっていけなかったのかもしれない。「不幸だ」と思ったときの予防線のような。幸せで満ち足りた日々が続くと、やがて来る不幸が怖かった。 きっと対価なしで得られるも…

ゆらめく意図

右上のおやしらず君とサヨナラしてきた。虫歯が出来ていて、治療の場合は神経まで抜かないといけないし、そもそも役にも立っていないので抜いてしまおうとのこと。麻酔をかけて、奥の方をグリグリグリグリ(あぁっあぁっ)それから拷問でよく見るペンチ的な…

空中リプライ

僕も好きですってあなたそれ誰にむけてるの虚空に舞い上がる愛の告白の返事誰にむけてなの、誰から好きですって言われたの虚空で手元を離れた気持ち悪い風船みたいにふわふわ、或いは安っぽい薬局のチラシで作った紙吹雪みたいにあなたのリプライ空中で浮か…

ソーシャルネットワーク

見てきました。見所は3つ1)音楽が非常に良い 主人公(マーク)が典型的ギーク。というか、若干自閉症に近いような性格として描かれている。天才にありがちな設定だが、自分の研究開発以外にまったく興味がなく、周囲への気配り・空気を読む、人の心を察す…

フリーター家を買う

有川浩のノン恋愛作品。多少ご都合主義はあるけれど、しかしてこの作品が書きたかったのは現実の不甲斐なさだとか不条理さだとは思わないのでソコには目を瞑る。むしろ、ご都合主義の甘ったるさこそ有川浩の良さだと思うのだ。話の構成、波の作り方は流石、…

いちめんのしろ

大学で雪合戦をしてきた。始まりは「こんなに雪が降ってるんだから大学で雪合戦したいよね」という友人との何気ない一言。「じゃあみんなでやろうよ!」と、知ってる限りの人にメールを送り、Twitterでも募集をかけて、当日は集まってくれたのは20人強。初め…