19世紀の匂いがする感情

人間の漠然とした善意っていうものが凄く好きだ。

救急車や消防車などの緊急車両がサイレンを鳴らしながら走ってきたときに、全ての車が少しずつ道を譲るのって毎回奇跡を見ているんじゃないかと思う。
あれだけの人間がただただ慣習とかマナーだけでそういう行為に及んでいるのだ。
感動的ではないか。
コミケのあの利用者で秩序を守ろうとするところも良かった。
葬式とか結婚式とかの儀式も好き、
というかそういう儀式が存在するということが美しいと思う。

なんだろうな、ただただ人間の善意だけで秩序が保たれている状態が好きなんだな...
これが、統率者とか監督者とか指示する人間がでてくると美しくないんだ、
ただただ人間が自然な状態で、純粋な善意だけで、全体の利益に対して少しずつ負荷を担う状態が良い。

神様もそう仰っている
彼らは整数のこともお好きでいらっしゃるから