バナナジュースを作り続けている

家には絶え間なくバナナが供給される。歩いて5分のドラッグストアがこの春からバナナを98円で売り始めたからだ。バナナジュース作りに完璧な環境が揃っている。天気も良い。私の意識も高い。最高だ。電気も来ている!

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先日、久しぶりに友人と3人で夕飯を食べに行った。

お酒を飲むつもりだったのだが、メニューにバナナジュースがあったので、3人ともバナナジュースを飲んだ。バナナジュースバナナジュースバナナジュース、2タコライスと1ハンバーグ定食だ。ご飯にバナナジュースが合うかどうかなんて迷わない。メニューにバナナジュースがあってバナナジュースが飲みたければバナナジュースを注文する。

外でバナナジュースを飲んだのは初めてだった。バナナ単体の、時には欠点ともなりうるお口ネッチョリと甘さベタベタを、攪拌と牛乳で全て長所に変えるという奇跡のような飲み物だった。

バナナジュースは美味しい。

よつばと!のやんだも9巻59話『よつばとやきにく』の回で「つーか酒よりバナナジュースのがうまいですって!そう思わんですか!正直なところ」と言っている。

そうだ、バナナジュースは美味しい。

そろそろバナナジュースという単語の認識が、バナナ・ジュースではなくて「バナナジュース」という異国の挨拶句か何かに思えてきた頃だと思う。その調子でもう少し脳を攪拌しておこう。ういいいいいいんういいいいいん

 

ういいいいいん

我が家にはデロンギのマルチブレンダーがあるのだ。

このブレンダーは安全設計として、スイッチが紅蓮弐式の操縦桿みたいなことになっているので、押していて楽しい。最終兵器を撃つ気持ちで粉砕できる。ういいいんういいいんういいいいん

ということで、最近は最高のバナナジュースを目指して研鑽を積む日々だ。

今のところ、バナナ+牛乳+豆乳(カロリー40%オフ)+砂糖が一番美味しい。

分かってきたことは、甘味材よりは液体の方を工夫した方が味に変化が出やすいということだ。砂糖とか蜂蜜とかバニラアイスとか色々やってみたけど、バナナ本体の甘さに負けちゃうんだよね。やはり甘さの複雑化よりは、酸味かコクを足した方がシンプルに「美味しい」と感じやすい。基本味をうまく掛け合わせる方が良いみたいだ。

 

将来的に、自分の子どもが学校から帰ってくる途中に

「今日誰んち行くー!?」

「タケルんちにしよーぜ!あいつんちバナナジュースうまいし!」

「バナナジュース!」

みたいな感じになるのが理想だ。

自分の子どもとかじゃなく、もはや自分でもいいな。再来月あたりから、「バナナジュース美味しいから遊びに行っていい?」とか言われるようになろう。

何かを成し遂げるために、未来に明確なビジョンを持つことはとても大事だ。

 

あと、こうして毎日何かを試行錯誤して前進し続けるのは、それがバナナジュースであっても楽しい。ガンジーも、永遠に生きるかのように学べと言っていた。

 

ういいんういいいんういいいいいいいん

バナナジュース!