[]疼く 自意識/美しい 指揮

金沢JAZZストリートに行ってまいりました。

国立音楽大学の演奏を聴いたりして、JAZZって何となくしか聞いたことなくて、地味なイメージしか持ってなかったけど、こんなに楽しいものでもあるのか、と思ったり。
ピアノとドラムの人が超楽しそうに弾いてて、見ててもわくわくした。
特にピアノの人が、もう凄く楽しそうで、演奏中にソロで前に出て行く他の奏者とこっそりハイタッチみたいな事とかしてて
うわ 良いなぁと思いました。

好きとか楽しいとかそういう原動力ほど強いものはない。
多分、こうありたいとか思うことがあって、その為に必要な技術だとか知識だとかを得ることを一般的には努力と呼んで、きっとそのために動けることを情熱と呼ぶんだろうなぁとか。

自分の知らない世界に入っていくのってとても楽しい。
知らない事ばかりで、全てが色鮮やかに見える。
自分は割とやる気はあっても積極性のない子なので、そういう所に連れまわしてくれる友人達はありがたいです。コミケとか、知らないような飲み屋とか、交友関係とか、何でも。
新しく人と会う度に、色々感じて、沢山教えてもらって、やっぱり人が好きだなぁと思います。
思えます。

月見光路を見ながら
周りは幻想的な光りが点在してて、空は遠く暗くて
秋の夜風がふわふわしていて 月が天上にあって

芝生に座りながら、のんびり弦の響きを聞いて
ビール呑みながら

独りじゃなくて

おお
生まれてきてよかった

とか。
柄にも無くぼんやり考えていました。柄にも無く。
具体的に幸せだとか、充実してたとか、なんかそういう理由のある感じじゃなくって
もう、ただ何も考えず 楽しいってだけで
ぐあ ってなる瞬間がある。ぐあ ×××。みたいな。

こういう風に人は生きているんだなって、感じた。
そんな初秋の 夜。