[]お兄ちゃんはcloverの事を一酸化塩素バージョンだと思ってたんだ

「なぁにお兄ちゃん」

「なんで花嫁が花束を持ってるか知ってるかい」
「ううん、知らない」
「花ってのは英語でいうとFlowerだろう」
「Flowerだね」
「よく見てみろ、loveという字が隠れている」
「えぇないよぅ」
「wをvvに分けてごらん」
「あっ本当だ。でもlovveになる気がするけど」
「それはね、vをハートに見立ててより多くの愛をって事なんだ。」
「うわぁ凄いや!お兄ちゃん、物知りだね!」
「花束には愛が詰まってるんだ」
「うわぁ流石お兄ちゃん、結婚式場で働いてるだけあるね!」
「でもその花束を…花嫁はいつも最後に投げるんだ…」
「…お兄ちゃん…」
「投げるんだ…」
「愛の投擲だね…」
「投げるんだ…」
「愛なのに…」
「投げるんだ…」
「お兄ちゃん…」
「あとさっきの話は嘘だ…」