村上春樹ではない人間の使うセックスという言葉

先日、友人の作った映像作品を見ていて、金魚なんかが泳いでるみたいで綺麗だね、と感想を述べたところ「いや、別の人には精子じゃんって言われたんだけどね」といわれて吃驚した。
吃驚というか、お、おう、みたいな感じ。

普段頻繁にシモネタを言うような人じゃない人が突然会話の中に精子とか、セックスとか、そういう直接的な単語を埋め込んでくるとドキっとする。
多分目線だったら二度見してる。
そういえば昔、帰宅途中に信号待ちしている高校生が自転車を米俵みたいに担いでいるのを見たときも同様の違和感を抱えたまま通り過ぎました。
(二度見もしました。)

思うに「えっそれ日常に埋め込んでいい風景じゃないでしょ」という衝撃なんだろな。

そういう違和感は嫌いじゃないです。