随分昔、私がイッパイイッパイになって泣いていたときに
「まあとりあえずココアでも飲みなよ」
と言って市販のココアに牛乳を混ぜたありきたりのココアを出してくれた友人がいて、
あの時ずっと泣きながら 答えが見つからず見つめていたココアの水面と
辛さを誤魔化すようにして飲んでいたココアの味が忘れられない。
あれ以来、ココアが自分の中でとりあえず一息ついてダメージを軽減しよう、というときの回復アイテムになっている。
お湯を沸かして、きちんとココアを溶かして、牛乳を入れて
飲む。
こういうの
思い込みというか自己暗示というかジンクスというか、
多分わざと作ってる切り替えスイッチの一つなんだろうな。
少し情けないけどさ。