駅によっては、駅員に話しかけると電車カードや新幹線シールが貰えることがある。
でも別に「駅員に話しかけると貰えますよ」ということがどこかに書いてあるわけでもなく、テコテコ歩いている子どもが元気よく挨拶すると突然ポケットからシールが出てきたり、ICカードの処理ミスで窓口に行くとついでに貰えたりする。
なんなんだ、なんなんだその仕組みは。
窓口にtake freeで置いてあるわけでもなく、貰えるならはっきり書いておいてくれればいいのに、なぜか「話しかけるともしかしたら貰える」という仕組みで成り立っている。
RPGの村人か?
FF、ドラクエ、テイルズ、大神……昔はそういうラッキーを見逃すことが嫌で、村に入った瞬間に入り口から順番に全ての家に立ち入り・全ての話しかけられる生き物に話しかけていたが、それで何か貰えるのはあまりにも稀で、クリアには必要のないもので、疲れ果ててしまいやめてしまった。でも最後に攻略を見ると、どこそこの村でボケッと木の下に立ってる娘に話しかけないと集まらないレシピとかあるんだ。何でだよ。いつ気付くんだよそれは。
現実もこのシステムを踏襲しており、いやもうどっちが先なのか分からないが、とにかく「話しかけるともしかしたら貰える」NPC(Nanka present character)がたくさんいる。
会社にもいる。
会社の場合は、基本的にプレゼントは情報であり、話しかけると「誰がそれを知っているかもしれないか」を知っているという情報を持っているNPCがいる。
そして次に「誰がそれを知っているか」を知っているNPCがいる。お前じゃなかったんかい。
ということを3ルートくらいやると、マニュアルの居場所を知っている長老が出てくる。
なんでマニュアルのファイル名これにしたの??
そこにはエクスプローラでは絶対に見つけられない独特の名前がついたExcelファイルがある。
そういう主観でつけます?
案の定、すごいセル結合がある。ウワー
あの頃も今も、現実にはドキドキワクワクするステータス画面も、敵を倒してレベルアップも、世界を揺さぶる使命も、全てを投げ打ってできる冒険もないが、
話しかけるともしかしたら貰える、はある。
なんでこんなところにRPGがあるんだよ。
何なんだこの現実のゲーム性は。