1月が終わる。私生活があわただしくなり、数ヶ月が過ぎた。纏まった時間を確保することが難しくなって、大抵の娯楽は生活の中に埋もれていった。
遊んでいる最中にも生活がちらついてゲームに集中できない。記憶にあるほど、LOLも楽しくなくなってきた、と思う。元々上手いほうでは無かったけど、段々「上手く出来なくてツマラナイ」って方向に傾き始めてきた。
細切れで読書を進めているが、稀に降る雪の如く、次にページを開いたときには前回までの内容が水っぽく記憶は薄らいでいる。とはいえ、以前よりも総合的には読書にさく時間は多くなったように思う。
総合的にこういった生活を悲観しているわけでもなくて、なんとなくこうして色々なものが遠ざかり、零れ落ちていくのだなあと実感している次第だ。勿論、自分の時間を対価に得たものも沢山ある。ヒャッホー
1月の成果を残していこう。
<読書>
攻殻の電脳って、女王百年シリーズの冷凍睡眠って、今どれくらい現実的に考えられているのか?というSFロマンがある。本書は、それを実利として考えている人々や施設を取材したルポタージュである。実際に死後の冷凍睡眠を請け負う会社の施設、電脳化を進める研究所、ペンタゴンの国防高等研究計画局(DARPA)主催のロボット大会などを取材し、宗教・神話などを引用しつつ少々皮肉っぽい見地からトランスヒューマニスト達の思想をユニークに語る。上質なSF小説を読む気持ちで読める。
このテーマに関してはいつかもう少し詳しい書評を書きたかった。(時間がありませんでちた)書きたい。
使用言語は思考に影響するのか?というウォーフ仮説について様々な実験結果を例に説明した本。この疑問を抱いた一般人にとって、非常に読みやすい入門書になっている。
母国語というものが如何に自然に馴染んでいるものかということを実感させられる。
言語の獲得には聴力が大きな役割を担う。 こちらでは言語を理解する脳・音の仕組み・耳の構造までかなり専門的に解説している。漢字とカタカナの理解では脳の使用領域が違う、など面白い。聞こえて、言葉を理解するってどういうことだろう?という疑問で知りたいことはほぼ書いてある。
宮部さんにとっての「救い」ってこういうことなのか、と考えさせられる一冊だった。
模倣犯から一貫して、この人は救いというものをきちんと社会の中に作るなと思う。一方で救われないということ、「大仰な悲劇は救われるけれども、ゆるい不幸は社会は救わないし自らどうにかするしかない」ということも同時に描いている。ここが凄い。
下記リンクは友人からの紹介によるもの。宮部先生の目指す書の姿が書かれている。
<その他読書>
ソードアートオンンライン11~15巻
アニメで少しだるさを感じたので原作を少し読む。アニメとあまり大差ない、キリトさんが「現実世界でアスナさん達に心配かけないようにこの世界ではあんまり女の子と関わらないようにしよう」とか言い始めていて、なんやこいつである。その後、ロリババアを抱きしめていたあたり、流石。
<食べ物>
エ~~~マジ~~~これでデカフェ!?という美味しさ。
ブラックが本当に美味しい。
今まで色々デカフェコーヒーを飲んできて、スタバが一番美味しかったがコレの登場で首位を譲ることになった。コスパも良いのでおすすめ。
<食べ物 その他>
国産やさいゼリー(愛知ヨーク株式会社)
おこちゃま向けゼリーなのだが、あまりにも美味しすぎて12個買った。
5種類あるが、やさいゼリーが一番おすすめ。(次点でかんきつゼリー)
このゼリーをバケツ一杯に食べたい。
黒糖スナックサンド きなこくるみ餡(フジパン株式会社 | 商品のご案内 | 黒糖サンド)
絶対おいしいじゃん、こんなの!という商品名だったが期待ほどではなかった。
くるみの触感がまったくなかったことが敗因。フジパンにはくるみパンという言葉が内包するポジティブイメージについて是非一考願いたいものである。