雑記

希望的観測のアイスクリームと銀河ではないスペース、琥珀と夏の残響

家の近くが更地になるとサーティーワンアイスクリームが出来るかもしれない、と思う。 サーティーワンアイスクリームが特別好きなのかどうかは別として、様々なフレーバーがあるアイスクリーム屋がすぐ近くにある、という可能性はとても魅力的だ。たぶん実際…

高尚な感傷で凍傷

天を覆う明るい灰色の雲から零れる光で目が覚める。 このところは梅雨らしく雨と曇りの日が続いている。 昔、北陸に住んでいたことがあって、あの頃は晴れだとか雨だとかという予報が無意味だった。天気予報はすぐに見るのを辞めた。1年間に3本くらい傘を買…

バナナジュースを作り続けている

家には絶え間なくバナナが供給される。歩いて5分のドラッグストアがこの春からバナナを98円で売り始めたからだ。バナナジュース作りに完璧な環境が揃っている。天気も良い。私の意識も高い。最高だ。電気も来ている! 先日、久しぶりに友人と3人で夕飯を食べ…

物語の被写界深度

ライトノベル(或いはアニメ)の『ソード・アート・オンライン(SAO)』において主人公であるキリトは無敵ともいえる強さを誇る。 MMOゲームの世界で、PvPだったりPvEだったりと戦うシーンが多いのだが、主人公の主人公たる勝利を上げ続ける。 ゲーム内最速の…

なんとなくに抗う

「生活をちゃんとしよう」と思った。 人間、年を経るにつれ受動的に変化できなくなっていくので、自ら「変わろう」と思い立たないと中々性格も習慣も変わらない... ということで、”頑張って”生活している。 そう、頑張らないと出来ないのだ。 具体的には、不…

秒速50000000000000000000000000000000000000000センチメートルの何か

この世で一番速いものが光でもなく音でもなく新幹線になる時代が来るはずだ。 だがしかし、新幹線をひかりとかこだまとか名付けている時点で、もはや光や音に勝てないと思う。 まずはその意識をどうにかしないといけない。久しぶりに新幹線に乗った。 速い。…

お前が世界を覗いたとしても、世界はお前を覗いたりはしない

配偶者の法事に行ってきた。 配偶者の三人称に自分が良いと思うものがない、性別を問わないパートナーの呼称がない。 言語を作るなら今やで、このままやとパートナーとかになってしまうで。本題に入ろう。 はっきり言って異文化コミュニケーションであった。…

FINAL FANTASY XIVを始めた

表題の通りよ。(四年ぶり二回目)フリートライアルといって諸々制限はあるけれど、Lv.35までは無料で遊ばせてくれるサービスがある。 3ヶ月くらい前から遊び始めてLv.28、多分Level upを目指してやっているわけではないので成長速度としては遅い方だと思う…

これが貴様の墓だ

仕事の話だ、仕事の話をしよう。 自分の受動的な仕事と能動的な仕事の割合が逆転した。 教育する、指示する、依頼する、交渉するという対人業務が多くなり、内向的な自分には正直苦行である。 まあ頭を捻る作業そのものは楽しいし、モチベーションがそのまま…

これがこれがこれが黄昏というものなのね

進学や就職という予め決められた決断の時という意味ではなくて、ある日突然、自ら選び取ることによって分岐した未来のことだ。 なんとなく聞き返せなかった言葉とか、こうしようと思って決めてやったこととか 大体が後から「あぁあれが分岐点だったな」と分…

19世紀の匂いがする感情

人間の漠然とした善意っていうものが凄く好きだ。救急車や消防車などの緊急車両がサイレンを鳴らしながら走ってきたときに、全ての車が少しずつ道を譲るのって毎回奇跡を見ているんじゃないかと思う。 あれだけの人間がただただ慣習とかマナーだけでそういう…

これから歩かない道を作ります

「俺、ビジネスホテルに泊まったりするんだよね」と彼は言った。 特に何か...1人でしたいことがあるわけでもなく、ビジネスホテルに泊まるのが好きなわけでもなく、なんとなく市内のビジネスホテルに泊まるのだと言った。 「ポイントカードを作れば結構安く…

誰でもなく誰でもあるように

polyonymousという単語を知った。 「名前が複数ある」という意味「名前が複数ある」という単語が出てくる背景ってどういう状態だろう、と思って調べてみれば poly[複数の]+onymous[匿名でない]から成る単語だった。 このポリはポリ袋のポリやね、もっと分か…

いつだって意識を超えるものには美しさしかない

自分という人間の特性として「非常に鮮やかな夢を見る」というものがあって、これだけはとても好きだし愛している。 時折見る夢に自分が神様になるというものがある。宇宙を飛び回って、聡い子供にだけにしか見えないような風になったこともあるし、 (世界…

なんとなく振り返った、そのなんとなくの中にさっきまであった違和感

墓場が好きだ。 田園の真ん中にある墓場、鉄塔の真下にある墓場、山間の隙間にある墓場、そういう墓場が好きだ。 寺の近くにあったり、墓地として整備されている区画にあるものではない。 生活地区の中にひっそりと、だが確実に存在する墓場が好きだ。先日、…

トゥードゥーは溜まっていくばかり

やることがどんどん増えていくのだわ 日常生活のなかで意識したいものじゃない、納期とか締切とかそういうものって こんなときに限って風邪はひくしだいたいやらなきゃいけないことのエネルギー消費に疲れるというよりは 「xx日までにアレとアレとアレをや…

したいこととかほしいものとか。

垢すり パンケーキ屋さんでパンケーキを食べる(そういうデート) 新しいゲームを買う SCRAPのアジトに行く 境界線上のホライゾン?〜 膝丈くらいまでのワンピース存外したいことも欲しいものも無かったのだわ。 もっと17個くらいあるとおもっていたのだけれ…

なるべく沢山の回路を脊髄に溜め込んでおくのよ

数十年生きてきた中で、自分のなかで決めている世界との付き合い方、こういう場合はこういう風に対処していこう、みたいなルールがある。 たとえば高校時代の友人の「想像できるものは存在しているし、想像できないものは大体存在していない」という冗談があ…

0時が特別な日は記念日なのだわ

気付けば年が明けてたり夜が明けてたりして2013年が始まっていました。 こんな風に人生は過ぎ去っていくのね。365日の中で何度「1年経ったんだなぁ」と思っているのかしら。 そう思うほどには意味のある日々をすごしているのかもしれない。

そうそうこれこれ

ももいろクローバーのライプ映像をちょろっと見た。 (猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」)ももいろクローバーについて全然知らないけど、 この「俺たちが求めてたアイドルグループはこれやったんや!」感凄いな 観客を見てないとこがいい、 観客にむけ…

そういうことにしてるから楽しいことがあるのでそういうことにしていくことは少なくない

ここの所、学生時代よりもお酒を飲む量が減って耐性が低下したのか、格段にお酒に弱くなった。そもそも、元々弱いほうなのだが。先日ビアガーデンで飲んだときもビール2杯ほどでもう充分すぎるほどに酔った。というか酔うと後々頭痛くなるようになってきた。…

初めて、から気付いたこと

アパートでの一人暮らしってやつをし始めて、1年が経った。なので、1年経って気付いたことを纏めました。 トイレットペーパーは8ロール入りみたいなのを買うとそれで1年間持つ(一人が使うトイレットペーパーはそんなに多くない) おはようとおやすみを言う…

村上春樹ではない人間の使うセックスという言葉

先日、友人の作った映像作品を見ていて、金魚なんかが泳いでるみたいで綺麗だね、と感想を述べたところ「いや、別の人には精子じゃんって言われたんだけどね」といわれて吃驚した。 吃驚というか、お、おう、みたいな感じ。普段頻繁にシモネタを言うような人…

夏休みってのが楽しくなったのは大学入ってからだったな

私も夏休みが欲しくなったので、「ぼくのなつやすみ2」をやり始めました。たのしい。(虫取り以外)でもこういう理想の夏休みってどこから来てるイメージなんだろな、 未だに10年前くらいの夏休みってものが理想とされてる気がする。 (ぼくのなつやすみ2…

わかっていることとわかっていないことをはっきりさせよう

デッカルチェは美味しい。 でも意外と3種類しか味がないことをHPで知った。寂しいときに甘いものを一人で食べてると二人でいるときの2倍分食べられるわけだからお得なわけで、そういう打算に寂しさを緩和させる効果があると思う

接続詞が口癖だと思い始めたら

悲しいことよりも怖かったことのほうがより強く記憶に残るのも生存本能ってやつなんだろうかというか、まあ、納得したくないご都合主義をxx本能って言い換えて落ち着かせているだけな気もする。(自分を)だいたいこういう事を考えるとうまく悲しめなくなり…

気付いていても気付かない振りをして舐める泥

最近どう?で始まる会話のコレジャナイ感、 とTwitterには書いたが。あれこんな話がしたかったわけじゃないのにとか、こんな話はしたくなかったのに、みたいな話をいつの間にかしている事がある。 別に墓穴を掘ったというわけじゃないんだけども。会話が空気…

そう、出来れば再会は偶然でありたかった。

hotmailにface bookに古い知り合いが登録した、という通知が来ていて数年ぶりにその人の名前を見て、なんだかこんな形で思い出したくはなかったなあと微妙な気持ちになった。(忘れていたわけじゃないけど)おそらく昔msnメッセで何度か通話していたので、そ…

目を閉じてから見える世界を捨てて

ウォークマンが壊れてから、音楽を聴きながらぼうっと歩いたり車窓を眺めたりということがなくなって、風景を見ながら感慨に浸る、ということもなくなったなと思った。桜を見ながら歩いていると、一人だとこの桜の綺麗さを誰かと共有したいと思うのに、二人…

追い風に振り向けば思い出がある気がした。

春の嵐、と呼ばれる強い風が町中に吹いていて、冬の間に伸びた髪をばさばさと乱していた。夏も秋も冬も風が連れ去っていくよな、と思った。 春だけは雨が攫っていくけども。追い風で走っていると何かを忘れていく最中にある気がしてくる。誰も呼んでいないの…